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台湾・総統選、候補者出そろう 現職の蔡氏優勢 본문
19日、台北市内の選挙委員会に立候補を届け出た蔡英文総統と副総統候補の頼清徳前行政院長(右)=代表撮影
台湾の与党、民主進歩党の蔡英文総統(63)は19日、再選を目指す来年1月11日の総統選への立候補を中央選挙委員会に届け出た。野党候補2人も届け出を済ませており、候補者が出そろった。蔡氏は香港情勢が悪化した夏以降、中国に対する世論の警戒心を背景に選挙戦を優勢に進めている。
蔡氏は届け出後、「香港情勢は悪化し、中国は台湾の選挙に介入している。あと4年間で台湾をさらによく、強くさせてほしい」と再選支持を呼びかけた。
最大野党、中国国民党の韓国瑜(かん・こくゆ)高雄市長(62)と野党、親民党の宋楚瑜(そう・そゆ)主席(77)は18日に届け出た。聯合報が同日付で掲載した世論調査によると、副総統候補も加味した支持率は、蔡氏が45%で、韓(29%)、宋(8%)の両氏を引き離している。
台湾で対中政策を主管する大陸委員会が10月下旬に公表した世論調査によると、中国が台湾統一策として掲げる「一国二制度」に89・3%が「賛成しない」と回答。無所属での出馬を見送った柯文哲(か・ぶんてつ)台北市長は17日、蔡氏の優勢は選挙の結果次第で台湾が消滅しかねないとの「亡国感」が大きな要因で、「総統選はすでに消化試合に入った」との見方を示した。
ただ、蔡氏の陣営は支持率回復が香港情勢という「外部要因」によるものであることを警戒。党の伝統的支持層である「台湾独立」派に人気の頼清徳(らい・せいとく)前行政院長(首相に相当)=(60)=を副総統候補に指名し、陣営固めを図る。
韓氏は昨年11月の統一地方選で「韓流」と呼ばれる人気を呼んだが、香港でデモが活発化した夏以降、中国に融和的な姿勢が響いて蔡氏に逆転され、反転の兆しが見えない。政策面でも準備不足を露呈する場面が相次ぐ。韓氏は政策顧問団を主催する無所属の張善政(ちょう・ぜんせい)元行政院長(65)を副総統候補に据え、内政面の公約を充実させて中間層に支持を広げる考えだ。
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