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台湾の総統選挙ラストサンデーで各党が舌戦 対中政策や景気対策アピール 본문

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台湾の総統選挙ラストサンデーで各党が舌戦 対中政策や景気対策アピール

CIA bear 허관(許灌) 2024. 1. 8. 08:21

台湾の総統選挙は13日の投開票に向け7日、最後の日曜日を迎えた。与党、民主進歩党の頼清徳副総統、最大野党、中国国民党の侯友宜新北市長、第2野党、台湾民衆党の柯文哲前台北市長の3候補は、有権者にそれぞれ対中政策や景気対策などをアピールし、支持拡大へ舌戦を繰り広げた。

頼氏は7日、北部の桃園、中部の苗栗など計7県市を回り、各地の民進党の立法委員(国会議員に相当)候補と一緒に支持を訴えた。頼氏は「立法院で与党が過半数を取らなければ、良い政策があっても前に進むことはできない。総統選だけではなく、立法委員選挙でも民進党候補に支持を」と繰り返した。

今月はじめに公表された複数の世論調査で、頼氏は支持率でいずれも首位に立った。しかし、総統選と同じ日に投開票される立法委員選挙では多くの選挙区で野党が協力体制を敷いており、民進党は苦戦を強いられている。頼氏は立法委員選の激戦区を中心に回り、党候補のテコ入れを図る。

支持率で頼氏を僅差で追う侯氏は7日、桃園市商店街や住宅地などで選挙カーを走らせ「政権交代しなければ台湾は良くならない」などと訴えた。侯氏は記者団を前に民進党の対中政策を批判し、「民進党政権は戦争に向かう道を突き進んでいる。投票で民進党政権を終わらせ、台湾を再スタートさせるしかない」と強調した。「私が総統になれば交流を強化して台湾海峡の軍事的緊張を緩和させる」とも述べた。

民衆党の柯氏は7日、南部、高雄市で市民と握手しながら、支持を訴えた。「今回の選挙は、新しい政治と古い勢力の戦いだ」などと強調した。民衆党はほかの二大政党のように地方組織が充実しておらず、各地で大規模集会を開くことはできないため、インターネットをフル活用して選挙戦を展開している。

台湾紙の政治部記者は柯氏の支持者の動向が、選挙の勝敗を左右すると予測する。「支持者が柯氏は勝てないとみて、侯氏に票が流れる可能性がある。現在は頼氏が有利だが、土壇場で結果が変わる可能性もある」と話した。