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台湾の総統選告示、三つどもえに 投開票は来年1月13日 본문

台湾の中央選挙委員会は15日、来年1月13日に投開票される次期総統選挙の候補者名簿を正式に告示した。立法委員(国会議員に相当)選挙も同日に行われる。有権者は約1950万人で、過去最多となる約1万7794カ所の投開票所が設けられる。
総統候補者の顔ぶれは、与党・民主進歩党の頼清徳副総統、最大野党・中国国民党の侯友宜新北市長、第2野党・台湾民衆党の柯文哲、前台北市長。三つどもえの戦いとなっている。各種世論調査では、対中強硬派の頼氏が先行し、対中融和路線を主張する侯氏と柯氏が追う展開だ。
今回の総統・立法委員選挙をめぐり、台湾を「自国の一部」と主張する中国によるフェイクニュース(偽情報)の流布や関係者への買収などの選挙介入が注目されている。台湾の法務部(法務省)によれば、12日までに海外による選挙介入事件を54件検挙した。そのうち海外から流入した資金による選挙の不正介入は37件だった。
台湾総統選、国民党候補が猛追し接戦 民進リード、対中姿勢が対立軸

来年1月に投開票が行われる台湾の総統選まで、13日で残り1カ月となった。各候補者は対中姿勢を主な対立軸として舌戦を展開している。各種世論調査では、与党・民主進歩党候補の頼清徳(らい・せいとく)副総統が支持率でリードしているものの、最大野党・中国国民党の侯友宜(こう・ゆうぎ)新北市長が猛追し、その差は数ポイントと接戦が続く。一方、第2野党・台湾民衆党の柯文哲(か・ぶんてつ)前台北市長の支持率は伸び悩んでいる。
台湾の大手テレビ局TVBSが13日に発表した世論調査によると、頼氏の支持率は36%、侯氏は32%、柯氏は22%だった。11月まで侯氏と柯氏の支持率はほぼ横一線だったが、選挙戦が本格化するにつれ、柯陣営の資金不足と地方組織の弱さが露呈している。
さらに11月には、柯氏が自らに不利な条件で国民党との候補一本化に合意したものの、党内の反発を受けて合意を覆す混乱もあって支持率が低迷している。柯氏の支持者が侯氏に流れる傾向が強まり、選挙戦は民進党と国民党の二大政党対決になりつつある。
頼氏は13日、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表の表敬訪問を受けた際に「インド太平洋地域は今、覇権主義の挑戦を受けている。台湾海峡の安定と平和を守ることはわれわれの共通する努力目標だ」と述べ、日米との連携を強化して中国の拡張路線に対抗する姿勢を改めて強調した。
これに対し、国民党は中国との交流を強化することによって、軍事的緊張の緩和を図るべきだと主張している。同党の趙少康(ちょう・しょうこう)副総統候補は10日、新北市で行われた支持者集会で「中国に『軍事監視員』を送り、両岸の信頼関係を構築すべきだ」と主張した。民進党関係者は「中国は台湾に対して同じ要求を突きつけるだろう。私たちの手の内がすべて見られてしまう」と反発する。
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