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韓国総選挙 罵詈雑言どこ吹く風の勝利 본문

-미국 언론-/아시아뉴스

韓国総選挙 罵詈雑言どこ吹く風の勝利

CIA Bear 허관(許灌) 2012. 4. 17. 17:13

 

韓国で11日行われた総選挙でまれにみる逆風の中、朴槿恵(パク・クネ)氏率いる与党セヌリ党が過半数を維持し勝利した。北朝鮮が新指導者、金正恩(キム・ジョンウン)氏が朝鮮労働党第1書記に就任した党代表者会を同じ日にぶつけ、失敗に終わった長距離弾道ミサイル発射が迫る中で行われた点でも異例の選挙戦となった。北朝鮮問題はどう影響したのか。

 正恩政権は韓国与党に対する批判キャンペーンで臨んだ。北朝鮮に厳しい姿勢を貫く李明博(イ・ミョンバク)政権が親北野党政権に変わってこそ活路が開けるからだ。

 北朝鮮国営朝鮮中央放送は選挙前日の10日、「南朝鮮の同胞が総選挙で李明博逆賊一味を一掃する意志の下、反李明博、反セヌリ党闘争に乗り出していることは極めて正当だ」と野党にエールを送った。目立ったのが朴氏への個人攻撃だ。平壌放送は9日、朴氏を「北南関係改善と祖国統一を望まない極悪な反共和国(北朝鮮)対決狂信者だ」と非難した。

 一方、緊迫した北朝鮮情勢にあっても韓国では、対北政策がほとんど争点にならなかった。有力紙朝鮮日報(電子版、4日)は社説で「与党も野党も北朝鮮のミサイル問題に相変わらず口を閉ざしている」と憂えた。同紙は「セヌリ党は『安全保障問題を選挙に利用している』と攻撃されないよう、(最大野党の)民主統合党は進歩新党との連帯に配慮するため、北朝鮮を公に批判できない」と指摘した。民主統合党は反李政権包囲網を築くために親北志向の強い統合進歩党と選挙協力をしていた。

 李政権は金銭をめぐる政治スキャンダルに見舞われ、セヌリ党は北朝鮮に構っていられない状況に置かれていた。党を指揮する朴氏も「非常対策委員長」の肩書で選挙に臨んだ。政府による反対派への盗聴疑惑まで浮上し、与党は定数300議席に対し「100議席に届かない」との見通しだった。

 予想を覆す与党勝利に朝鮮日報(電子版、12日)は「『現政権に対する審判』より『危険な野党の過半数獲得を阻止』」と分析した。有権者は、民主統合党が打ち出した米韓自由貿易協定(FTA)破棄と済州島海軍基地の建設見直しという外交・安保を揺るがす主張を「危険」とみなしたという。

 東亜日報(同)は社説で、両政策とも同党が「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で推進した」にもかかわらず「発言を翻したことが国民の不信を買った」と指摘。「多数の国民が統合進歩党の従北(朝鮮)主義と反米の理念闘争に背を背けている」と選挙協力が裏目に出た点も挙げた。与野党とも外交や対北政策を争点にしなくとも、有権者は政策の違いをよく見極めていたわけだ。

 背水の陣で挑んだ朴氏の姿勢も共感されたとみられ、朝鮮日報(同)は「躍進は、セヌリ党ではなく『朴槿恵』に一票を投じたためだ」との声を紹介した。少なくとも正恩政権が連呼した罵詈(ばり)雑言に耳を貸す有権者がほとんどいなかったことは確かなようだ。