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中国美女は女007? 韓国元領事らの人妻不倫騒動に華人社会も注目 본문

-미국 언론-/일본 언론

中国美女は女007? 韓国元領事らの人妻不倫騒動に華人社会も注目

CIA Bear 허관(許灌) 2011. 5. 1. 12:25

 

                                                         中國 美女 007, 韓國 外交街 性(Sex) 腦波 利用[知積能力團 許灌先生 言說]

東日本大震災や、福島第1原子力発電所の事故のニュースが全世界を駆け巡る中、韓国では、中国・上海で勤務していた韓国の複数の元領事らが、同一の妖艶な中国人女性と「不適切な関係」を持ち、韓国政府の内部情報などを漏洩(ろうえい)していた疑惑が大きく報じられ、国民的関心事となった。特別合同調査団まで組んだ韓国政府は3月25日、「スパイ事件ではない」と結論づけたが、波紋は、4月3日付の香港誌が「大騒動の背景に中国脅威論がある」と分析するなどアジアの華人社会にまで拡大している。(吉村剛史)

 

女007?

 

 韓国社会がこの話題で持ちきりになったのは3月初め。

 韓国政府の監察当局が、中国・上海の韓国総領事館に勤務していた元領事2人が、「同じ中国人女性と不適切な関係を持ち、重要資料を漏洩(ろうえい)していた疑いが強まった」として2人の所属官庁に対し懲戒処分を含めた措置を取るよう要請したことを、東亜日報をはじめ、韓国各紙が3月8日付で大きく報じた。

 同時に、同じ中国人女性と、やはり不適切な関係にあった法務省出身の別の元領事1人も、規則に違反して、女性に観光査証(ビザ)を発給したとして、2月に辞表を提出した。

 女性の所持品のUSBメモリーからは、韓国政財界の有力者約200人の携帯電話番号などの記録が発見され、さらに金正基前総領事もこの女性と親密だった疑惑まで浮上した。

韓国メディアはこぞって「中国の女007によるハニートラップか」と疑惑の目を向け、マタ・ハリやアンナ・チャップマンなど伝説の女スパイ列伝が掲載されるまで報道が過熱。

 政府も反応し、急遽(きゅうきょ)、首相室を中心に、法務部、外交通商部、関連機関との合同調査団を結成し、「徹底的に調査を進める」という騒動にまで発展した。

 

韓国政府は「不倫」

 

 その結果、韓国政府は3月25日に記者会見を開き、「外交官として重大な職務規定違反があった」との調査結果を公表。

 首相室事務次官の金錫民氏は「上海の総領事館の外交官らに職務上、不適切な風潮があってこのような恥ずべき事態を招いた」と、元領事らが公務員の服務規定に違反した事実を非難し、関係部門に対して、事件に関与した前任の総領事を含む十数人への処罰を求めた。

 しかし一方で、政府の見解として、「今回の不祥事は不倫であって、スパイ事件と断定する証拠はなかった」とも結論づけている。

 結局、元領事らから女性に流れた情報は、駐上海韓国総領事館のビザ発給記録、韓国外交官の緊急電話連絡網、韓国政府内部の人事に関する情報のほか、李明博大統領周辺を含む韓国政財界約200人の携帯電話番号など。

 しかし、これらの情報に関しても、韓国政府は「国家機密や、韓国の法に抵触する情報は含まれていなかった」としている。

ただし、美女との関係が浮上した金前総領事は07年の大統領選で李明博大統領の当選を支えたメンバーの1人で、「大統領の論功行賞人事の結果」(朴智元・韓国民主党院内代表)との批判の声もあがっていただけに、「調査団は終始事件を隠蔽(いんぺい)し、問題を意図的に縮小しようとしてきた」と見る市民は多い。

 

謎残す女性

 

 韓国メディアによると、元領事らと「不適切な関係」を持ったのは上海在住の朝鮮族系の33歳の女性で、上海市共産党委員会のトップなど、上海市の政府上層部と密接なつながりを持っている、などと報じられている。

 夫は韓国籍で、韓国企業の上海駐在員(37)。結婚生活を約10年をともにし、2人の間には娘もいる。

 この疑惑は中国人社会でも注目を集め、4月3日付の香港のアジア全域の華人・華僑社会向け情報誌「亜洲週刊」が詳報。同誌によると、2010年の晩秋、妻の行動を不審に思った夫が、妻のパソコンから韓国の元領事らと抱擁する写真や韓国要人らの電話番号などのデータを発見。

 「一般人が入手できる情報ではない」と、異常さに気づいたことで告発し、韓国当局調査に乗り出すきっかけになった、という。

 女性をめぐっては、交通事故を故意に起こして韓国領事に接近した、あるいは、自ら工作員と名乗った、などの噂も多い。

 亜洲週刊では、「非スパイ」の視点に立ち、「米国や日本のメディアと同様、韓国メディアも、こうした問題を“スパイ事件”だと大げさに騒ぎ出す陣営に加入した。背景には、中国脅威論があり、中韓の民間のムードも変化が現れてきている」と結んでいる。

しかし、韓国民主党の辛鶴用議員は、3月25日に行われた国会での記者会見で、「(中国人女性)が収集した機密情報からみると、彼女は単なるビザ手配の仲介役などではなく、中国当局のスパイである可能性が高い」と指摘。

 「(7年前の)日本の駐上海総領事館員の自殺事件や、(今年の)台湾軍の少将が中国当局の美人工作員のわなにはめられた事件と類似している」との見解を示した。

 一連の騒動で、韓国外交通商部の金星煥長官は「不祥事を引き起こし、深くおわびしたい」と謝罪。合同調査団とは別に在外公館の勤務実態を一斉に再点検するなどした外交通商部も、「今後は公館職員に対する職務監察活動を強化する」としているが、韓国国民にとっては、近年、急速に経済的な結びつきが強くなった中国と、同時に韓国政府の双方に疑念を残す騒動となったようだ。