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台湾・国民党の総統候補、侯氏が来日 対日重視アピール 본문
来年1月の台湾の総統選に最大野党、中国国民党から出馬する侯友宜氏(66)が31日、来日した。国民党の総統候補の来日は2007年11月の馬英九氏以来、約16年ぶり。「親中」の印象が強い国民党だが、近年の日台関係の強まりを受け、対日関係を重視する有権者の意向を無視できなくなった形だ。8月2日まで滞在し、国会議員らとの交流などで「対日重視」をアピールする。
侯氏は台湾で最大の人口を抱える北部・新北市の市長で、7月23日の党大会で総統候補に正式に決まってから初めての外遊先に日本を選んだ。滞在中、党創設者、孫文ゆかりの都内の施設も訪れる。
31日は国会内で超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の議員らと非公開で会談した。侯氏は会談後、記者団に、議員らから中台情勢の緊張について問われたとした上で、「われわれは台湾海峡の安定、台湾の安全、日本の安心を全力で成しとげる」と述べた。
総統候補では与党、民主進歩党の頼清徳副総統(63)が「親日家」とされるほか、「第三勢力」の台湾民衆党の柯文哲主席(63)も6月に来日。3氏は最大の後ろ盾である米国だけでなく、日本との関係でも有権者の評価を競い合っている。(田中靖人)
台湾の総統候補、相次ぎ日米訪問 外遊で存在感
来年1月に投開票が行われる台湾の総統選に出馬する候補者が、日本や米国を外遊して存在感をアピールしている。台湾への重要な支援国である日米との関係を有権者に訴えたい思惑があるが、当選して総統に就任すれば、中国の妨害で訪問が困難になるのは必至だ。そんな台湾の特殊事情もあり、有力候補が選挙前に日米への訪問を競う構図となっている。
最大野党、中国国民党の侯友宜・新北市長が31日、東京に着いた。侯氏は出発前、8月2日までの訪日について「日本はアジア太平洋地域の重要な国であり、台湾は日本との緊密な関係を維持すべきだと考えている」と意気込みを語っていた。
台湾メディアによると侯氏は孫文ゆかりの都内の施設を訪問するほか、自民党副総裁、麻生太郎氏らと会談する予定だ。
侯氏の陣営関係者によると、与党、民主進歩党候補の頼清徳副総統や、第二野党、台湾民衆党の候補、柯文哲・前台北市長は在日台湾人の後援組織を立ち上げており、侯氏も今回の訪問を機に、後援会設立の準備を進めたいとしている。
その頼氏は8月中旬、南米パラグアイの大統領就任式に出席する経由地として、米国を訪問する予定だ。蔡英文総統は4月に訪米してマッカーシー米下院議長と会談。蔡氏の外交路線を「継承する」と明言する頼氏は、対米関係を重視する方針を改めて内外に示すとみられる。
また、出馬に意欲をみせる台湾の電子機器受託生産の世界最大手、鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者、郭台銘氏も米国を訪問し、政財界関係者と会う方向で調整している。柯氏は6月までに日米を訪問しており、総統選の主要候補が先を争うように日米を訪れる形となっている。
台湾メディア「美麗島電子報」が31日に発表した世論調査によると、頼氏の支持率が35%で先行している。これに柯氏が24%で続き、侯氏は20%となっている。
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