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日英首脳会談等 본문
握手を交わす両首脳
成29年8月31日、安倍総理は、迎賓館赤坂離宮で英国のテリーザ・メイ首相と首脳会談等を行いました。 儀じょう隊による栄誉礼及び儀じょうに続き、両首脳は会談を行い、その後、共同記者会見を行いました。 最後に、総理は晩餐会を開催し、挨拶の中で次のように述べました。 「本日はメイ首相をお迎えしての晩餐会を皆様に、お忙しい中御出席をいただいたことを御礼申し上げます。メイ首相の初の訪日を改めて心から歓迎いたします。
儀じょう隊による栄誉礼及び儀じょう1 儀じょう隊による栄誉礼及び儀じょう2 儀じょう隊による栄誉礼及び儀じょう3 日英首脳会談 共同記者会見1 共同記者会見2 総理主催晩餐会で挨拶する安倍総理 総理主催晩餐会 【安倍総理冒頭発言】
本日は、英国に投資している、多くの日本企業のトップリーダーの皆さまにお集まりいただきました。こうして一堂に会した皆様のお顔を拝見いたしますと、いかに日英両国の経済のつながりが深く、広範にわたっているかを実感いたします。加えて、メイ首相のすばらしいファッションに皆さまが魅了されている様子もよく分かります。昨日も京都でお迎えしたわけでありますが、赤と白の日の丸のデザインで、日本にしっかりと配慮したファッションで登場されました。
皆様の中には、英国がEU離脱を決めた後に、新規の投資を決定された経営者の方々もおられます。これは日本企業の皆様が、EU離脱後の英国経済を引き続き深く信頼していることを雄弁に物語るものであります。
メイ首相が、英国のEU離脱に関する日本企業の声によく耳を傾けていただいていることを高く評価します。円滑かつ成功裏の離脱に向けて日本企業の意見を引き続き、最大限配慮していただければと思います。何回も同じことを申し上げて、大変恐縮しております。
さて、話題は変わりますが、19世紀後半の江戸時代末期、私の地元の山口、当時は長州藩でありますが、長州藩から5人の若者が英国に留学いたしました。
彼らが、明治維新の後で初代総理大臣となる伊藤博文などの、いわゆる長州ファイブです。彼らは、帰国後に英国で学んだことを日本の近代化のためにいかしました。
今日でも英国から学ぶことはたくさんあります。2019年のラグビー・ワールドカップ、そして2020年の東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて、それぞれ最近開催した経験を持つ英国の知見によく学んでいきたいと思います。特に、メイ首相は当時内務大臣として無事にこのオリンピック・パラリンピックを成功に導かれたわけでありまして、その時の知見も是非我々にお伝えいただきたいと思っております。
今月、ロンドンで開催された世界陸上選手権では、男子400メートルリレーで、英国は金メダル、日本は銅メダルという快挙を成し遂げました。3年後の東京オリンピックにおいては、是非、金メダルを懸けて、すばらしいレースができればと思います。そして、どちらが勝っても、お互いに健闘をたたえ合いたいと思います。
本日この場にお越しいただいた皆様のおかげで、今日の日英関係があります。この場をお借りいたしまして、改めて感謝申し上げますとともに、今後とも日英関係のために御尽力をいただくようお願い申し上げます。
それでは、メイ首相の訪日が両国のパートナーシップを新たな次元に引き上げることを祈念いたしまして、杯を上げたいと思います。チアーズ。乾杯。」日英共同記者会見
メイ首相の初訪日を改めて歓迎いたします。昨日の京都での夕食会に引き続き、本日もメイ首相と今後の日英関係についてじっくりと話し合うことができました。
今、私たちは、変化と不確実性の時代に生きています。法の支配に基づく国際秩序は、様々な形で深刻な挑戦を受けています。こうした中で、自由、民主主義、法の支配、そして人権といった基本的価値を共有するグローバルな戦略的パートナーである日英両国の協力が持つ重要性は一層高まっています。
北朝鮮は、我が国を飛び越えるミサイル発射という暴挙に出ました。これまでにない深刻かつ重大な脅威です。北朝鮮による核・ミサイル開発は断じて容認できません。本日、北朝鮮に対する圧力を一層強化していくこと、また、そのために中国に更なる役割を求めていくことでメイ首相と一致できたことは大変有意義であります。本日、北朝鮮に関する共同声明を発出し、こうした英国・日本、日英の断固たる決意を示したことも重要な成果であります。
本日の会談を通じてメイ首相と安全保障、経済、世界の繁栄と成長の分野の3つの柱を中心に、日英関係を新たな段階に進めていくことで一致し、日英共同ビジョン声明、安全保障協力に関する日英共同宣言、繁栄協力に関する日英共同宣言を発出しました。
第一に、安全保障について。海洋の安定化勢力同士としての自由で開かれたインド太平洋の確保のための協力を含め、安保協力を更なる高みに引き上げることで一致しました。これは、国際社会の平和と安定にとり大変意義深いことであります。
メイ首相がアジア太平洋への関与を強化していることを歓迎します。今や英国はアジア太平洋における安全保障上の重要なプレーヤーです。今後、共同訓練、防衛装備・技術協力、能力構築支援での具体的協力を一層推進してまいります。
テロ対策やサイバー分野においても、緊密な連携をメイ首相と確認しました。2019年のラグビー・ワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの成功に向け、ロンドン五輪や前回のラグビー・ワールドカップの開催を通じて豊かな経験を持つ英国とこれらの分野での知見の共有を進めることで一致しました。
東シナ海、南シナ海情勢についても議論し、力による一方的な現状変更の試みに強く反対することで一致し、法の支配に基づく国際秩序の維持のために緊密に連携していくことを確認しました。
第二に、経済分野でのパートナーシップについてです。EU離脱決定後も日本企業の英国への新規の投資が行われていることは、EU離脱後の英国経済を引き続き深く信頼していることの現れです。英国のEU離脱が円滑かつ成功裏に実現することは、世界経済にとっても重要であります。この観点から、メイ首相に対し、日系企業を含む企業活動への影響を最小化するよう、透明性・予見可能性の確保への引き続きの配慮をお願いしました。
英国のEU離脱後の日英経済関係の強化に向けても、日英間の対話を一層強化していくことで一致しました。
最後に、世界の繁栄と成長のための協力です。少子高齢化、保健、女性の活躍の推進等の日英共通の課題は、他の国々も早晩直面する課題です。こうした課題への対応に関し、知見の共有のための国際的な取組を、日英が連携して主導していくことでメイ首相と一致したことは、有意義なことです。
本日、日英両国はこれまでの歴史的なつながりを土台にして、未来に向けて、地球規模の協力関係を新たな段階へと引き上げるため、大きな一歩を踏み出すことができました。ここアジアで、私たちは英国をこれまで以上に身近で信頼のおける存在に感じるようになるでしょう。その逆もしかりです。日本は英国が直面する欧州での課題、グローバルな課題に積極的に関与し、英国と連携してその解決に貢献してまいります。
日英新時代の幕開けをメイ首相と共に迎えることができたことは喜ばしいことであります。今後とも、メイ首相と手を携えて、日英関係を力強く前進させていきたいと思います。
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