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夏休みに“地獄”のキャンプ体験 韓国陸軍空挺部隊で 본문
これが韓国陸軍“地獄”のキャンプ-。「ブラックベレー」と呼ばれる最精鋭が集まる韓国の空挺(くうてい)部隊は、韓国最強部隊の1つとして知られる。陸上自衛隊にたとえると、「第1空挺団(習志野空挺団)」といったところ。韓国陸軍では、一般の民間人がこの空挺部隊の訓練を体験するキャンプを年2回、夏季と冬季に全国6カ所の空挺部隊で実施している。このうちソウル市江西区内に駐屯する「イーグル(ワシ)部隊」の愛称を持つ「第1空挺特殊作戦旅団」のキャンプを取材した。
空挺部隊とは、輸送機から落下傘などによって降下し、空から制圧することを主な任務とする。わかりやすく言えばパラシュート部隊のことだ。
韓国の空挺部隊は国内の対ゲリラ戦だけでなく、朝鮮半島有事の際に、北朝鮮内に空から秘密裏に侵入し、敵情を味方に通報したり、各種の破壊・妨害活動を実施したりすることが期待されている。徴兵制で集められた若い兵士らが所属する部隊とは違い、主に最精鋭の職業軍人が集まる部隊で隊員のプライドも高い。
韓国陸軍では、この韓国最強部隊の訓練を中学生以上の一般人が体験する3泊4日のキャンプを2003年から実施している。参加料は4万ウォン(約3000円)。今回の夏季キャンプには、6カ所の空挺部隊に計1173人(男767人、女406人)がインターネットを通じて申請。うちイーグル部隊には212人が参加した。
キャンプは、体力や精神力を育てながら「自分にもできる」といった自信をつけ、一生忘れられないような思い出を作るのが目的だ。これまで約1万2000人がキャンプに参加した。
親の薦めで参加する中学・高校生が中心だが、中には77歳の高校の校長や女子大生、主婦も参加するなど多彩だ。茶髪や長髪、耳にピアスをした少年や肥満児の姿もみられ、“今どき”の韓国の若者たちもかなり集まってきていた。
訓練を指導していた上官らは“鬼軍曹”のイメージとはほど遠く、みなフレンドリーで優しい「お兄さん」「お父さん」といった感じだった。それでも訓練中は「分かったか」「もっと大きな声を出せ」「もっと早く動け」と常に命令調。軍隊式身のこなしに慣れていない少年たちが、おどおどする場面もあった。
キャンプでは、人間がいちばん恐怖心を感じるという地上11・5メートルの高さからの降下訓練や軍隊の訓練の中でいちばん過酷とされる毒ガス訓練なども行われていた。
毒ガス訓練は、ガス室に入ってから防毒マスクをはずして、その威力を体感する訓練だが、参加者はみなせき込んだり、涙を流しながら苦悶(くもん)の表情を浮かべてガス室から飛び出してきた。
キャンプを取材していた韓国人記者らは軍隊で毒ガス訓練を経験済みとあって、その苦しさをよく知っているだけに、「軍隊に行ったら嫌でも体験しなければいけないのに、何でわざわざ毒ガス訓練なんか受けに来るのかな」とキャンプの参加を理解できない様子だった。
炎天下のグラウンドで実施されたタイヤや落下傘を引っ張りながら走る訓練の最中には、体調を崩す少年が続出。キャンプの途中で“脱走”する参加者も、毎回1人か2人はいるという。
参加者の1人でソウル市在住の主婦、元●(=王へんに民)淑さん(45)は、大学生の息子(20)が今年5月に軍隊に入隊したことから、「息子が受けている辛い訓練を経験し、息子の苦労を共感したいと思って参加した」という。
女子大生の韓ボラさん(22)も兵役中のボーイフレンドが受けている訓練を体験するために参加。10メートル以上の高さからの降下訓練を受けた後、「飛び降りる前はできるか心配だったけれど、こうやって降りてみたら気分も最高。自分にもできるという自信がついた」とすがすがしい笑顔を浮かべて話していた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090802/kor0908021300001-n1.htm
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