Asia-Pacific Region Intelligence Center
韓国与党公認候補に尹氏擁護の金文洙氏、韓前首相との候補一本化に前向き 본문
韓国の保守系与党「国民の力」は3日、ソウル近郊で党大会を開き、6月3日の大統領選の公認候補に金文洙(キム・ムンス)前雇用労働相(73)を選出した。金氏は「非常戒厳」を宣布した尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領を擁護し一貫して弾劾に反対。尹氏の支持者ら強硬保守層の支持を集めた。
尹氏擁護派のイメージが強い金氏に拒否感を抱く有権者も少なくなく、中道層の取り込みが難しいという課題も抱える。
保守陣営では金氏に代わり、2日に無所属で出馬表明した韓悳洙(ハン・ドクス)前首相を推す声も強い。金氏も韓悳洙氏との保守系候補の一本化に前向きな立場を示しており、一本化に向けた動きが本格化する見通し。
金氏は公認候補選出後に演説し、閣僚の弾劾訴追を乱発してきた革新系最大野党「共に民主党」を「歴史上最悪の国会独裁だ」と非難。同党公認候補の李在明(イ・ジェミョン)前代表による政権奪取を防ぐため、「いかなる勢力とも連帯していく」と訴えた。
与党の予備選では、党員らの投票や世論調査による決選投票で、金氏が56・53%の得票率で韓東勲(ハン・ドンフン)前与党代表を退けた。
尹氏と同じ検事出身の韓東勲氏は、有力な大統領候補と目されながら、尹氏の戒厳宣布を批判し、弾劾に賛成したことで、尹氏の支持者から「裏切り者だ」と攻撃され、支持が伸び悩んだ。
金氏は世論調査の多くで、保守系政治家のうち、支持率で首位に立ってきた。ただ、野党の李氏に大きくリードされ、与党内でも「中道受けしない金氏では勝てない」との声が漏れる。
一方、韓悳洙氏は、革新系の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権でも首相を務め、革新系の地盤の南西部、全羅道地域出身だ。過去の対米交渉の実績から対米関税交渉の難局に当たる適任者とも評価され、中道層の取り込みが期待されている。
ただ、2022年の尹政権発足時から首相を続けてきた韓悳洙氏は、戒厳の責任を免れ得ないとの批判がある。野党は、尹氏による戒厳という「内乱の共犯者だ」と韓悳洙氏を非難してきた。
金氏と韓悳洙氏の候補一本化が実現したとしても、戒厳の負のイメージは払拭し切れず、支持拡大には限界があるとの見方も出ている。
韓国与党公認候補に尹氏擁護の金文洙氏、韓前首相との候補一本化に前向き 韓国大統領選2025 - 産経ニュース'
'-미국 언론- > 일본 언론' 카테고리의 다른 글
미국 포드사 올해 실적, “관세조치로 2100억엔 남짓 마이너스” 예상 (0) | 2025.05.06 |
---|---|
요코타 메구미 씨 조속한 귀국 기원하며 동창생들이 모교에 벚꽂 나무 심어 (0) | 2025.04.12 |
서울중앙지법, 윤 대통령 구속 취소 결정 (0) | 2025.03.08 |
尹大統領支持へ声上げた20~30代韓国男性 「親中」野党に不満、女性優遇への反発も (0) | 2025.02.20 |
韓国「戒厳令」騒動、日本の新聞報道に求めたい「軍隊と民主主義」に関する考察 (0) | 2025.01.06 |