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天皇陛下、皇居でお稲刈り 豪雨、コロナ禍でも「各地で収穫無事に」 본문
天皇陛下は15日、皇居内の生物学研究所脇の水田で、稲刈りをされた。
陛下は長袖の白いシャツに紺色のズボン、長靴姿で、鎌を手に腰をかがめ、5月に自ら田植えをしたもち米の「マンゲツモチ」と、うるち米の「ニホンマサリ」計20株を手際よく刈り取られた。
皇居の稲作は昭和天皇が始めた恒例行事。陛下は昨年、上皇さまがまかれた種もみの苗を植えるところから稲作を引き継いだが、種もみまきから一連の行事に携わられたのは今年が初めて。
陛下はこの日、宮内庁を通じ、「稲作への思いをより深めることができました」との感想を文書でご公表。また、豪雨被害や新型コロナウイルスの感染拡大下で農業に従事する人たちに思いを寄せ、「各地で収穫が無事に行われることを願っております」とつづられた。
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