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日独首脳会談等 본문

Guide Ear&Bird's Eye/일본

日独首脳会談等

CIA Bear 허관(許灌) 2019. 2. 6. 19:12


                                                                                              握手わす両首脳

平成31年2月4日、安倍総理は、総理大臣官邸でドイツ連邦共和国のアンゲラ・メルケル首相と首脳会談等を行いました。

 儀じょう隊による栄誉礼及び儀じょうに続き、両首脳は会談を行った後、共同記者会見を行いました。

 その後、両首脳は日独経済関係者による表敬を受けました。

 総理は、表敬の挨拶で次のように述べました。

「日独経済界で御活躍されている皆様に至っては、今日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。本日来られたドイツの皆様には、心から歓迎します。
 3日前に、日EU(欧州連合)・EPA(経済連携協定)が発効しました。メルケル首相の時期を得た訪日は、日本とドイツがこの新しい経済圏を牽引(けんいん)していくことの強いメッセージとなります。食品産業から製造業、大企業から地方、中小企業に至るまで、これまで培ったビジネス交流を、EPAを活用し、更なる拡大にされていただきたいと思います。日本政府もJETRO(日本貿易振興機構)など関係機関を最大限に活用して、後押ししていきたいと考えています。
 先ほどの会談でも、Industry 4.0を掲げるドイツと、Society 5.0を掲げる日本の間で連携を強化していくことで一致しました。
 日独は主にものづくりや中堅・中小企業を重視する伝統を持ちますが、エコタウンに自動運転やAI、IoTなど先端技術の活用を統合し、豊かでクリーンな未来社会の創造をリードしていきたいと思います。G20大阪サミットでも、重要なテーマとなります。
 本日はこのような観点から、活躍を遂げ、日独経済交流に貢献されている皆様に御出席いただきました。ドイツではメルケル首相自らが体現しておられますが、私も女性が輝く社会の実現を推進しております。本日も、女性の企業経営者に御参加いただきました。うれしく思います。この機会を日独の経済協力の更なる発展に向けた大きな一歩としていきたいと思います。」


メルケル・ドイツ首相出迎える安倍総理



じょうによる栄誉礼及じょう


握手わす両首脳


日独首脳会談

24月曜日1820から45分間安倍晋三内閣総理大臣公式実務賓客として訪日中のアンゲラ・メルケル・ドイツ連邦共和国首相H.E. Dr. Angela Merkel, Federal Chancellor of the Federal Republic of Germany会談ったところ概要以下のとおりです

1.冒頭

冒頭安倍総理から2ぶりの訪日歓迎するメルケル首相日本訪問するためだけに遠路はるばるおしいただいたことをしく旨述べた世界保護主義きががり英国EU離脱かう日独世界役割はますますきくルールにづく国際秩序世界繁栄けて日独のパートナーシップをなるみにげたい旨述べましたまたG20大阪サミットに日独自由貿易推進やイノベーションをじた経済成長牽引取組をリードしたい旨述べました

 

 これにメルケル首相2ぶりに訪日できてしい日独はルールにづく国際秩序代表的旗手であり日独共通課題やグローバルな問題について議論していきたいEUEPA発効世界への重要なシグナルであるまた経済科学技術協力めたい旨述べました

2.国際経済G20

両首脳現下貿易をめぐる国際情勢等について意見交換WTO改革自由かれた経済システムの維持強化のために日独連携していくことを確認しましたまた両首脳英国EU離脱についても意見交換いました

 

 さらにG20大阪サミットにけて安倍総理からサミットでは電子商取引焦点にデータ・ガバナンスについて議論する大阪トラック開始提案するとともに自由貿易推進やイノベーションをじた世界経済成長牽引格差への対処環境地球規模課題への貢献等力強いメッセージを発出したいとのえを説明しました

 

 これにメルケル首相から賛同され気候変動海洋プラスチックごみ保健アフリカ女性活躍といった具体的協力分野について言及があった両首脳G20大阪サミットの成功けて協力していくことで一致しました

3.二国間関係

1国際社会安定繁栄けた協力

 両首脳情報保護協定締結交渉大筋合意ったことを歓迎これを安全保障防衛分野での協力推進していくことを確認しました

 

 また両首脳国際社会安定繁栄両国協力地平拡大していくことで一致しました両首脳具体的めていくべき協力について意見交換、「自由かれたインド太平洋実現ミャンマーの民主的国造りにけた相互補完的取組サヘル地域めとするアフリカの平和安定及持続可能開発後押西バルカン諸国欧州統合支援国連PKO能力構築支援等において協力していくことを確認しました

2経済分野での協力

 両首脳Industry4.0日本Society5.0協力第四次産業革命日独でリードしていくこと先端技術活用したかな未来社会創造日独いていくことで一致自動運転AIIoT分野共同研究強化することを確認しました

 

 また両首脳今月1EUEPA発効歓迎世界最大自由先進経済圏両国経済関係一層発展させていくことを確認しました

3文化面での協力

両首脳2021日独交流160周年として日独間相互理解交流める機会とすることで一致しました

 

4.地域情勢

両首脳北朝鮮情勢北朝鮮によるての大量破壊兵器及びあらゆる射程弾道ミサイルの完全検証可能かつ不可逆的廃棄実現及安保理決議完全履行必要性につきめて一致しましたまた安倍総理から拉致問題早期解決について理解協力メルケル首相支持ました

 

 またロシアについて安倍総理から先般日露首脳会談れつつ北方領土問題解決けた交渉現状について説明しました

 

    

日独共同記者会見

【安倍総理冒頭発言】
 暦の上では、本日は立春です。春がスタートするこの日は、例年、実は日本では最も冷え込む季節です。しかし、今日は4月並みの気温だそうです。正にメルケル首相が日本に春を連れてきてくれました。G7伊勢志摩サミット以来、約2年半ぶりとなるメルケル首相の訪日を改めて心から歓迎いたします。アンゲラとは、12年前、ベルリンで初めて会談して以来、数多くの会談を重ね、深い信頼関係を築きました。
 日独がルールに基づく国際秩序の維持や国際社会の安定と繁栄のために果たすべき責任は、ますます大きくなっています。今月1日の日EU(欧州連合)・EPA(経済連携協定)の発効により誕生した世界最大の自由な先進経済圏を日独で牽引(けんいん)していきます。そのためにも、欧州及び世界経済に対する英国のEU離脱の影響を最小化する必要があります。合意なき離脱は是非回避すべきです。
 WTO(世界貿易機関)改革を始めとした自由で開かれた経済システムの維持、強化のための取組に日独で緊密に協力していきます。
 G20大阪サミットに向け、自由貿易の推進やイノベーションを通じた世界経済の成長の牽引と格差への対処、地球規模課題への貢献に共に取り組む私の考えを説明しました。そして、サミットの成功に向けてメルケル首相の支持を表明していただいたことを大変心強く思います。
 日本とドイツで第4次産業革命を力強くリードしてまいります。本日は、メルケル首相と我々の社会の未来像についても議論を行いました。Industry 4.0とSociety 5.0の協力を更に進め、先端技術を活用した豊かな未来の創造を両国で共に切り開き、自動運転、AI、IoT分野の共同研究を強化することを確認しました。
 厳しさを増す地域情勢についても十分な時間をとって意見交換を行いました。力による一方的な現状変更の試みに反対し、法の支配に基づく国際秩序の維持のために連携していくことを改めて確認しました。
 北朝鮮情勢に関しては、北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全検証可能かつ不可逆的な廃棄の実現及び安保理決議の完全な履行の必要性について改めて一致しました。ドイツが本年から非常任理事国を務める国連安保理についても緊密に連携していきます。拉致問題の早期解決についてメルケル首相の支持を得ました。
 こうした中、本日の会談では、日独のパートナーシップを一段高みに上げ、国際社会の安定と繁栄に向けて両国の地平を拡大していくことを確認でき、喜ばしく思います。
 具体的には、まず、情報保護協定の締結交渉の大筋合意も踏まえ、安全保障、防衛分野での協力を推進していくことで一致しました。自由で開かれた太平洋の実現に向けて日独で協力していくことで一致したことは、大変意義深いことであります。
 インド太平洋地域における航行の自由や海洋の開放性を確保するために協力していくことについても有意義な議論を行いました。太平洋島嶼(とうしょ)国の気候変動、防災対策での協力等を通じ、地域の繁栄に向けて日独で連携していくことで一致しました。
 このほか、アジアでは、ミャンマーの民主的な国づくりに貢献すべく、日独で相互補完的に取り組んでいくことを確認しました。アフリカでは、サヘル諸国への支援を始め、アフリカの平和と安定及び持続可能な開発に向けて協力していくことを確認しました。欧州では、日独で連携して、西バルカン地域の欧州統合を支援し、基本的価値の下で強く結束した欧州を支えていきます。さらに、国連PKO(平和維持活動)の能力構築支援における連携についても議論を行いました。
 今日、日独関係は新たなステージに引き上げられました。2021年には日独交流160周年を迎えます。これからもアンゲラと手を携えて、国際社会の平和と繁栄に貢献してまいります。
 春を日本に連れてきてくれたメルケル首相には、再び寒い冬が来ないように、できれば日本に長く滞在してもらいたいところでありますが、せめて今日、明日と日本での滞在を楽しんでいただきたいと思います。
 ありがとうございました。



日独共同記者会見


独経済関係者による表敬ける両首脳