韓国陸軍参謀総長が訪日し、陸幕長と会談へ 韓国メディアが報じる

聯合ニュースは１０日、韓国陸軍の張駿圭参謀総長が１７日に日本を訪れ、岩田清文陸上幕僚長と会談すると伝えた。滞在は１８日までとしている。

　同ニュースによると、韓国陸軍参謀総長の訪日は約８年ぶりで、日韓間の防衛協力強化について話し合う。韓国軍関係者は「人的交流の活性化が焦点」と説明。自衛隊と韓国軍の間で物資などを融通し合う、物品役務相互提供協定（ＡＣＳＡ）締結などと訪日は「無関係だ」とした。

　日韓は昨年１０月の防衛相会談で、防衛交流の拡大方針を確認。武居智久海上幕僚長が今年３月末、海幕長として約６年ぶりに訪韓し鄭鎬渉海軍参謀総長と会談した。張氏は訪日に先立ち、１１日から米国を訪れる。（共同）