北朝鮮、再度の韓国攻撃も 次期米国家情報長官が警告

米国の国家情報長官（ＤＮＩ）に指名されたジェームズ・クラッパー国防次官（情報担当）が２０日、上院情報特別委員会で証言し、北朝鮮が韓国哨戒艦撃沈事件をきっかけに再び韓国を直接攻撃する可能性があると警告した。

　クラッパー次官は特別委に提出した答弁書で、米国の情報機関が哨戒艦撃沈事件など一連の挑発行為で得た教訓は「北朝鮮が再び、同盟国の韓国に直接攻撃し、対内外の政治目的を進めることを狙う危険な新周期に入りつつあるかもしれないことだ」と指摘した。

　また、今年３月の哨戒艦撃沈事件や４月に発覚した黄長●（＝火へんに華）元朝鮮労働党書記の暗殺未遂事件は、１９８７年の「大韓航空機爆破事件を思い起こさせる」とし、北朝鮮が大規模テロに走った当時に逆戻りしつつある可能性を示唆した。

　クラッパー次官は北朝鮮の軍事力は「依然として脅威であり、軽視はできない」と分析し、哨戒艦撃沈事件は「北朝鮮の脅威に関する情報収集と分析で、情報機関の連携の重要性を改めて示した」と強調。さらに北朝鮮とイランの核開発は、サイバー攻撃や国際テロ組織アルカーイダ、アフガニスタンでの戦争とともに米国が直面する最大の脅威との認識を示した。

　クラッパー次官は空軍に３２年間所属し、１９８０年代後半には米太平洋軍や在韓米軍の情報部門のトップを務めた。退役後もブッシュ前政権下で地球空間情報局長、オバマ政権下で防衛情報局長を経て、国防次官に就任。辞任したブレア前長官の後任として、国家情報長官に指名された。

　クラッパー次官の国家情報長官就任で米国による対北朝鮮諜報（ちようほう）活動は強化される可能性が高い。

 

차기 미국 국가정보장관, 북한의 위협 증가

미국 정부의 모든 정보기관을 통괄하는 국가정보장관에 지명된 클래퍼 국방차관이 '북한은 한국을 공격해 정치적 목적을 달성하려는 위험한 시기에 접어든 것으로 보인다'며 북한의 위협이 강해지고 있다는 인식을 나타냈습니다.

이는 클래퍼 국방차관이 20일 의회 상원에서 열린 공청회에 제출한 서면에서 밝혀진 것입니다.

클래퍼 차관은 한국의 초계함 침몰사건에 대해 1987년에 발생한 북한의 대한항공 폭파사건을 연상시킨다고 지적하고 '북한은 국내외의 정치적 목적을 달성하기 위해 다시 한국을 직접 공격하는 위험한 시기에 접어든 것으로 보인다'며 북한의 위협이 강해지고 있다는 인식을 나타냈습니다.