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愛子さま、宮中三殿に高等科卒業をご報告 본문
学習院女子高等科の卒業式に臨まれる愛子さま=22日午後、東京都新宿区(代表撮影)
天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまは31日、学習院女子高等科を卒業したことを歴代天皇や皇族を祭る宮中三殿に報告するため、皇居を訪問された。
女子高等科の制服姿の愛子さまは午前10時15分ごろ、皇居・半蔵門を車で通過する際、沿道の人々らから「おめでとうございます」と声をかけられると、笑顔で手を振り「ありがとうございました」と応じられていた。愛子さまは4月に学習院大学文学部日本語日本文学科に進学される。
愛子さま、高等科をご卒業 マスク姿で「心から感謝」
「春分の日」の20日、春の彼岸にあたって歴代天皇の霊を慰め、八百万の神々に感謝する「春季皇霊祭・春季神殿祭の儀」が皇居・宮中三殿で営まれ、天皇、皇后両陛下が拝礼され、秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方が参列された。病気療養中の皇后さまは昨年の皇位継承に伴う宮中祭祀はすべてに出席されたが、「春季皇霊祭・春季神殿祭の儀」へは、平成14年以来18年ぶりのお出ましとなった。
両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまは22日、学習院女子高等科の卒業式に臨まれた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同校では出席者の人数を絞り、マスク着用を促すなどの対応を取っており、両陛下は臨席を控えられた。
セーラー服姿の愛子さまはこの日午後0時40分ごろ、学習院戸山キャンパス(東京都新宿区)の北門にご到着。ほかの出席者と同様にマスクを着用し「高校生活はいかがでしたか」という報道陣の問いかけに「たくさんの経験ができ、とても楽しく、とても充実した学校生活を送ることができたと思います」と応じ「お世話になった先生方やお友達、すべての関わってくださった皆様に心から感謝しております」と述べられた。
宮内庁によると、体育館で行われた式では卒業生1人1人の名前が呼ばれ、愛子さまも名前を呼ばれてその場で起立されたという。式の後には、担任の教諭らへの花束贈呈などのセレモニーも行われ、愛子さまは同級生と一緒に教室で卒業証書を受け取られた。
4月には学習院大学文学部日本語日本文学科に進学される予定。
愛子さまは22日、卒業に当たり、宮内庁を通じて文書で感想を寄せられた。文書では運動会や英国への短期留学といった在学中の行事を例に「かけがえのない思い出がたくさんできました」とご回想。大学では「より広い視野に立って、色々な分野に取り組んでいくことができればと思います」と期待を示された。
両陛下も同日、愛子さまご卒業に際しての感想を記された文書を公表。愛子さまご在学中は「楽しく実り多い日々を送ることができた」として関係者に謝意を示す一方、新型コロナウイルスに触れ「我が国の国民、そして世界の多くの人々が直面している様々な困難や苦労に深く思いを致しています」とつづり、終息に向かうことを願われた。
代替わりに伴う引っ越しで、葉山御用邸(神奈川県葉山町)に滞在していた上皇ご夫妻は25日、御料牧場(栃木県高根沢町)に入られた。31日まで同地に滞在し、同日中に仮住まい先となる高輪皇族邸(東京都港区)に移られる。入居後、高輪皇族邸は「仙洞(せんとう)仮御所」と呼ばれ、最終的に赤坂御用地内に転居するまで最長1年半を過ごされる見通し。
秋篠宮妃紀子さまは24日、世界結核デーにあたり、世界の結核予防関連団体が加盟する国際組織「国際結核・肺疾患予防連合」のホームページにメッセージを寄せられた。紀子さまは同連合の名誉会員を務めており、30年にはオランダ・ハーグで開かれた「第49回肺の健康世界会議」の開会式にも臨席されている。メッセージでは冒頭、新型コロナウイルスの感染拡大に触れ「人々を感染症から守るために力を尽くしている世界中の人々に深く感謝いたします」と謝意を示された。また、日本での結核予防の取り組みを紹介した上で「結核やその他の感染症をなくすことは、世界の人々がともに目指す目標」として、今後も啓発に取り組んでいく考えをつづられた。
◇
【皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。
また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している扶桑社の季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。
「かけがえのない思い出がたくさん」ご感想全文
天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまが22日、学習院女子高等科卒業に際し、宮内庁を通じて寄せられた文書は次の通り。
◇
学習院女子中高等科では、多くの素晴らしい友人たちに恵まれて、とても楽しく充実した学校生活を送ることができました。恵まれた環境の中で様々なことを学び、皆と笑い語り合った日々、力を合わせて臨んだ運動会、八重桜祭、学芸会、そして修学旅行や、イギリスの文化に触れたイートン校サマースクールなど、かけがえのない思い出がたくさんできました。
本日、例年より規模を縮小した形での開催になりますが、高等科卒業式に出席し、旅立ちの日を迎えることができましたことをありがたく思います。同時に、たくさんの思い出の詰まったこの女子部にお別れを告げることに寂しい気持ちもしております。この6年間、温かくお導きいただきました先生方を始め、学校生活に関わっていただいた全ての方に、心からお礼を申し上げます。
4月から進学する学習院大学では、これまで学んできたことを生かし、より広い視野に立って、色々な分野に取り組んでいくことができればと思います。
最後になりましたが、今、私たちが直面している新型コロナウィルスの感染拡大が一日も早く終息することを切に願っております。
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