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安倍晋三首相、埼玉入り 弱点地区のてこ入れに懸命 본문

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安倍晋三首相、埼玉入り 弱点地区のてこ入れに懸命

CIA Bear 허관(許灌) 2018. 7. 5. 22:12


                                                      視察に訪れた保育園で、園児と触れ合う安倍晋三首相(左)=4日午後、埼玉県鴻巣市(代表撮影)

22日の通常国会閉会を前に、安倍晋三首相(自民党総裁)が9月の総裁選に向け、地方回りを本格化させている。平成24年の総裁選で、石破茂元幹事長に党員票で苦戦した経験が背景にある。4日には埼玉県に入り、党員集会に出席した。今後も地方に足を延ばして直接、県連幹部や党員との交流を重ね、党員票のてこ入れを図る。(宮野佳幸)

 「これは(サッカーJ1)浦和レッズが(JA南彩と)コラボして作った『負けナシ(梨)カレー』です。これを食べれば負けない。こんな気持ちになりました」

 4日夕、さいたま市内のホテルで開かれた自民党埼玉県連主催のタウンミーティング。首相が全テーブルの上に並んだカレーにあやかって、総裁選での勝利を目指すことをほのめかしたかのような発言に、約350人でぎっしり埋まった会場からは大きな笑いと拍手が起こった。

 あいさつの後も首相は会場で党員との質疑応答に臨んだ。複数の出席者によると、総裁選に関する質問も出たが、首相は「国会中なので」などと述べ、発言を封印した。だが、ある出席者は「やる気、十分だな」と首相の様子を語った。

 今回の総裁選で首相サイドが重視するのは、24年の総裁選でポストを争った石破氏に負けた地方票の掘り起こしだ。前回までは300票に固定されていた党員票は、規程変更で国会議員(現在405人)の票と「1対1」となり、比重が大きく増す。


24年の総裁選では、首相は46都道府県のうち36都道府県で石破氏の後塵(こうじん)を拝し、党員票の獲得ポイントで78の大差を付けられた。国会議員のみが投票する決選投票で勝利を勝ち取った。

 埼玉県も石破氏が首相に対してダブルスコア以上のポイントを獲得。首相が4月に訪問した大阪府や5月の北海道、6月の滋賀県も石破氏が勝利している。

 今回も出馬が確実視される石破氏は党職を持たず、「地方の町村レベルの会合にまで顔を出している」(党関係者)。これに対し、首相は公務や海外出張、国会日程の制約を受けて、地方に出かけるのが容易でなかった。

 それだけに、首相には限られた時間で、より多く、効率よく、地方の党員と接する機会が必要となる。今後は党員数の多い地域を考慮しながら、週末の地方出張などをさらに入れていくとみられる。