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公務員制度の総合的な改革に関する懇談会(第1回) 본문
公務員制度の総合的な改革に関する懇談会(第1回)
平成19年7月24日
平成19年7月24日、安倍総理は総理大臣官邸で、公務員制度の総合的な改革に関する懇談会の初会合を開催しました。 この懇談会は、公務員の採用から退職までの人事制度全般の課題について総合的・整合的に検討を行うために置かれたものです。 安倍総理は挨拶の中で、先の通常国会で成立した改正国家公務員法について、「公務員の世界に能力・実績主義を導入し、各省庁による再就職斡旋を禁止するとともに、退職後の元公務員による現職公務員への働きかけに関し、罰則つき行為規制を新たに導入する法律を成立させることが出来ました。これは戦後の官僚主導を支えてきた旧式の公務員制度を解体し、新たな時代にふさわしい制度として再生する礎となります。この法律によって公務員制度改革の最大の難関は突破いたしました。」と述べました。 また、今後の対応について、「これを土台として新しい制度の全体像を描き、改革を完成させていく必要があります。国益を追求する高い気概と使命感をもった人材を確保し、優れた公務員が誇りをもって働くことの出来る新たなモデルの構築をめざしたいと考えています。本懇談会においては、採用から退職までの公務員の人事制度全般について、既存の枠組みにとらわれず、幅広い観点から自由かつ活発なご意見を賜りたいと思います。」と述べ、次期通常国会に公務員制度改革に関する基本法案を提出する方針を表明しました。 |