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第11回日中韓外相会議

CIA Bear 허관(許灌) 2025. 3. 23. 00:13

3月22日午前9時10分から約80分間、外務省飯倉公館において、第11回日中韓外相会議が開催されたところ、概要は以下のとおりです(出席者:岩屋毅外務大臣(議長)、王毅(おう・き)中国外交部長、趙兌烈(チョ・テヨル)韓国外交部長官他)

1 日中韓協力

(1)岩屋大臣から、日中韓の3か国は、地域のみならず国際社会の平和と繁栄に大きな影響力と責任を有していることに触れつつ、3か国が未来志向の交流と協力を推進していく意義は大きい旨を述べました。王部長、趙長官からも、日中韓協力の重要性についての発言がありました。

(2)3外相は、次回のサミットに向け、前回サミットでの成果を踏まえた上で以下の3つの柱の下、未来志向の協力を進めていくこととし、具体的な成果を得るため調整を加速することで一致しました.

a.相互理解の促進

b.暮らしを創り、守るための協力

c.全世代による共通の課題解決

(3)3外相は、日中韓文化交流年(2025年及び2026年)の開始式典が4月14日に東京で開催されること及び同文化交流年の間に様々な関連行事の開催が予定されていることを歓迎しました。

(4)3外相は、日中韓協力事務局(TCS)による中長期的な取組を強化(幹部任期延長)するための同事務局設立協定改正議定書の署名を行う運びとなったことを歓迎しました。岩屋大臣からは、TCSが3か国の協力関係の促進により一層貢献することを期待する旨述べました。

2 地域・国際情勢

(1)北朝鮮

岩屋大臣から、北朝鮮による核・ミサイル活動や暗号資産窃取、露朝軍事協力の進展への懸念を表明しました。その上で、国連安保理決議に従った北朝鮮の非核化が日中韓3か国の共通目標であることを指摘し、国連安保理決議の完全な履行を含め、緊密に意思疎通していきたい旨述べました。また、岩屋大臣から拉致問題の即時解決に向けた引き続きの理解と協力を改めて求めました。

(2)ウクライナ

3外相は、現下のウクライナ情勢に関しても意見交換しました。その中で、岩屋大臣から、力による一方的な現状変更の試みは世界のどこであれ認められないことを一致して訴えていく必要がある旨述べました。

(3)東アジア協力

岩屋大臣から、地域枠組みの中核をなすASEANと日中韓との更なる連携強化は、日中韓協力の成果を地域全体に拡大していく上でも重要であるとして、引き続きASEANの中心性を尊重しつつ、ASEANと日中韓との連携を強めていきたい旨を述べました。また、日中韓で協力して「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」の推進と主流化を後押ししていきたい旨述べました。

 また、3外相は、本年韓国が議長を務めるAPECの成功に向けて協力することで一致しました。さらに、岩屋大臣及び趙長官は、来年中国がAPEC議長を務めることへの支持を表明し、王部長及び趙長官は、2031年に我が国がAPEC議長を務めることへの支持を表明しました。

 

3 日中韓サミット

3外相は、なるべく早期で適切な時期の日中韓サミットの開催に向け作業を加速することで一致しました。