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Asia-Pacific Region Intelligence Center

北朝鮮で食糧強奪事件 労働者と護送部隊が衝突、発砲で死者も? 본문

Guide Ear&Bird's Eye/북한[PRK]

北朝鮮で食糧強奪事件 労働者と護送部隊が衝突、発砲で死者も?

CIA bear 허관(許灌) 2010. 3. 3. 22:28

 

                                                                                   屋台に並ぶ平壌市民=2月17日(땅콩 판매와 평양시민들) 

 貨幣改革の失敗や食糧難などから混乱が伝えられる北朝鮮で、中国からの輸入食糧を奪おうとした労働者と護送部隊が衝突し、発砲で死傷者が出たという。現場は咸鏡北道・富寧郡の古茂山駅。事件発生が金正日総書記の誕生日(2月16日)だったことから、金正日政権の威信低下を物語るものとして関心を集めている。

 脱北者などで組織する「NK知識人連帯情報センター」が現地住民からの情報として2日、伝えた。

 それによると中国から食糧を輸送してきた貨物列車が古茂山駅に停車中、駅の鉄道労働者らが貨車に積まれた食糧を盗み出そうとした。これを阻止しようとする護送部隊ともみあいになり、騒ぎが広がったため部隊が発砲、その場で1人が死亡した。

 ところがこれに怒った労働者たちは農器具のスキ、クワを手に集団で地元の糧政局に押しかけ、動員された武装部隊と対峙する事態にまでなったという。

 古茂山駅は、中国との国境地帯から東海岸の大都市・清津市に通じる咸北線と茂山線の合流点にあたり、貨物輸送上の重要な駅になっている。

 脱北者たちは、事件が“民族最大の祝日”として各種の行事が行われ、公休日になっている金総書記の誕生日に発生したことに注目している。地元では「事件関係者の厳罰は必至」といわれているという。

今回の事件について現地情報は、発砲で死亡した労働者の名前まで「チョン某」と伝えており、信ぴょう性はかなり高いとみられている。

 脱北者団体には最近、携帯電話などで現地情報がひんぱんにもたらされている。「NK知識人連帯」は先ごろ、北朝鮮での突然の通貨改革(デノミ)実施の情報をいち早く入手し伝えたことで知られる。

 一方、豆満江をはさんで中国・図們市の対岸にあたる咸鏡北道穏城郡の南陽駅では、中国から食糧を積んだ貨車が毎日、到着し、豆満江上流の会寧や茂山ではトラック便による多数の食糧輸送が目撃されているという。

 これに関し南陽の税関員の話によると、金正日総書記が1月末、平壌での経済担当者会議で「どんなことがあっても上半期中に食糧配給を正常化しろ」と命令したという。その結果、あらゆる対外貿易機関が食糧輸入に全力を上げているといい、金正日政権が現状にかなり危機感を抱いていることがうかがわれる。(産經新聞)